開発最前線
USKリールの歩留向上
USKリールは、超軽量、高剛性の発泡体と高強度フィルムの複合体と御案内しておりますが、 実は、この2種類の素材を貼りあわせるのが難しく、反りの出ない貼合条件を出すのに苦労していましたが、最新の貼合で、反りが最小になる条件を見つけました。詳しくは企業秘密ですが、これで歩留が向上し、多少コストダウンできるかも!
プラリールの新しい方向性
プラリールは鍔とコアから出来ていますが、当然同じ種類のプラスティックを使います。リールの荷重を何で受け止めるかという話になると、リールで巻き取るワークの全荷重が比較的軽い時は、鍔で荷重を受けるのが比較的簡単です。即ち鍔のセンターにシャフトが通る穴をあけ、そこにシャフトを通し荷重を受けます。もし、ワークの全荷重が比較的重い場合や、リールに強いブレーキをかけたり、リールそのものを回して、ワークを繰り出す必要があるばあいは、コアで荷重を受けたほうが強度的に有利です。通常コアで荷重を受けるばあいは、シャフトとコアの固定にエアシャフトを使ったり、コーンでコアを挟んだりします。しかし何れの方法でも、コアのキズや凹みが生じ、そう多くの回数を使えるわけではありません。この問題を改善する為に、コアの両端面に穴をあけて、その穴にピンを差込み、このピンとコアの穴で、リールの荷重を持たせて欲しいと、あるお客様から要望がありました。これを実現する為には、コアの穴の精度を従来より一桁あげなければなりません。難しいですが現在試作品を検証中です。リールの鍔自体に殆どラジアル方向の荷重がかからない、新しい方向性が見えてきました。
新しいトレーを発想する ①
トレーと言ってまず思いつくのはスーパーに置いてある卵のトレーですが、これは卵を搬送する際の保護と、効率の向上が目的です。工業用途でも同じで、ワークを搬送する際の保護と効率の向上を目指しています。これに加えてワークをロボットで取り出しやすくするための正確な位置決めの用途もあります。従来この様なトレーはフィルムの真空成型か、スポンジのルーター加工で作られていましたが、何れも新規開発にコストや時間ががかかる。尚且つ、ワークのホールドに難がある。これを何とか低コストで、すばやく、サンプル提案出来ないか、...